高校野球中継の挿入歌に「西浦達雄」の曲の復活を願う

私は大の高校野球のファンです。球場に観戦に行くのも好きですが、暑いので家でABCの中継があると他にやることがあってもずっと見入ってしまうほどです。今年のABCの高校野球中継を見ていて非常に残念なことがありました。それは試合が終了し、挨拶や土取りの映像が流れた後に一度CMに入る前にその試合のハイライトシーンを流すのですが、そこで流れる曲が今年は西浦達雄さんの曲が流れていなかったことです。

去年までであればここで西浦さんの曲が流れ、「ああ、今年もこの季節がやってきたな」と実感できたのですが、今年はオープニング曲と同じ曲が流れていました。西浦さんは28年間、高校野球中継のエンディング曲を担当されていましたがこれはものすごいことであると思います。というのもオープニング曲の方は毎年違う歌手の方がその年ごとに担当を変わっているのですから。

ではなぜ西浦さんの曲が長年高校野球のエンディング曲であり続けることができたのか?を私の個人的な意見ですが述べていきたいと思います。要素はズバリ「歌詞」であると思います。色んな曲があるのですが、キーワードで挙げていくとすれば、「汗」、「涙」、「青春」、「君」、「空」、「明日」、「風」、「泣く」、「叫ぶ」、「父」、「母」、「夢」というところでしょうか?これらの言葉は西浦さんの色んな曲の歌詞の中からピックアップしたものですがやはりこれを見るだけでも高校野球のイメージにピッタリだと思いませんか?

まず暑い季節に野球するのですから当然「汗」はかきますよね?次に人生の膨大な時間からしたらほんの2~3時間の試合のために練習をしてきたのですから負けた時の、あるいは勝った時の「涙」や「青春」というキーワードもピッタリです。次に「君」ですがこれは通常の歌や俳句では「恋人」を指すものだと思いますが、西浦さんの曲の場合はこの「君」というのはまず自分がいて「チームメイト」あるいは「特定の相手選手」という意味なのだろうな?と個人的には考えています。

あと「空」ですが、これも灼熱の甲子園の上空の「空」というイメージでこれもピッタリ当てはまります。この「空」に関しては「そうだろう」という曲の中で「高く見上げたあの空が君を見てる」という歌詞があり、1998年の甲子園準決勝での横浜VS明徳義塾で試合に敗れた明徳の選手たちがその場に座り込んでしまい上空を見上げていた時にこの曲が流れていたのが非常に印象的です。

あと「泣く」「叫ぶ」も当然イメージはできますよね?で「父」「母」ですが、これは「その瞬間(とき)思いを胸に」という曲の中で出で来る歌詞ですが野球をするのに監督さんやチームメイトの支えも当然ですが両親の支えもあって野球ができる幸せが感じられてとてもいいキーワードだと思います。あと「瞬間」と書いて「とき」と読むのも西浦さん独特のまさしくその一瞬のプレーに全力でぶつかる高校球児の姿が感じられて非常にいいです。

これらを総合的に判断してどういう事情で今年からエンディング曲の担当を降りられたのかわかりませんが、ABCさんや西浦さんには是非ともエンディング曲の担当をまた西浦達雄さんに歌っていただきたいと考えています。
記事の投稿日:2016年9月15日

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