郷に入れば郷に従え、という諺は正しいのかどうか

最近、以前住んだ町の話題が耳に入ってくるようになりました。もともとが、どちらかといえばマイナー、メジャーの中のマイナーと形容すべきなのか、そんな町であったので、何かの拍子にブレイクすれば、面白いことになるのだろう、という希望的観測?は持ってはいたのだけれど。でも、ものの見事に、そういった話題性のツボのようなものにはまると、ドミノ倒しのように話題性というものは生まれるものなのだと、目を見張るばかり。

ただ、このチャンスが、如何ほどまで、町の活性化といわれる面に貢献するのかは未定だし、逆に、ありがたくない事なども流入してくる訳なので、当事者の方々は、注意して見ておく必要はあるものと思っています。いわゆる「いなか」田園や山村といわれる要素が売りの町なので、何もないことを売りに、観光や移住も見据えて、必要なものを揃えていかないとなりません。これから先のハードルは、それはそれで高いものとも思われます。

でも、町の周辺、市域に広げてみても、使える資源には事欠かないので、それらを有効活用する方向に進むものと考えます。いろんな町並みや自然やビューポイントなどの場所のこともですが、そこには、暮らす人の文化があるわけですから、そういった共存する暮し、というのも、無くしてはならないところです。年中行事、祭り、風習、伝承、など、そういったものは、見るべき要素になります。祭りが奇祭だから、というのも、注目されたりしますが、それだけで全てをカバーできる訳でもありません。

結局は、その町に暮らす人が、どこまで外から入ってくる異質なものに、寛容的でいられるか、という所もかかわってくるものと思われます。言葉も、違うし、風習も。生活環境も異なるわけですから、全て、土地の風で、というわけにはいかないということを考えておかなければ、軋轢を生むだけかと思います。とか、いろいろ書いてきましたが、その町で生活した5年ほどのことを考えると、あまり、不自由はなかった、という印象です。ないものは、いくらもありましたが、それを補うほど、いろんなものがあったなと思えるので。という訳で、再度、訪ねてみたい気もしますし、町が変わっていたら、それもイヤだなとか、勝手な事を思うのでした。
記事の投稿日:2016年9月15日

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