BBC「EARTH/アース」ドキュメンタリー映画の感想

この作品は、アメリカの映画会社BBCが長年に渡って動物の生態や地球の環境の変化を撮影し続けたドキュメンタリー映画です。私はそのDVDを見て感じたことをこれからお話ししようと思います。ナレーターは俳優の渡辺謙さん。

ドキュメンタリーの内容は、北極から南極大陸までのいわゆる渡り鳥の目線で、移り行く景色や移り変わる季節の変化に私は感動と興奮を覚えました。北極ではシロクマの親子が生きていくために氷の斜面を歩いたり、雄のシロクマは餌を求めて温暖化によって溶け始めた氷の地面を歩く。その姿に私は、地球の環境が大きく変化しているという現実を改めて知りました。

さらに南に下ると渡り鳥がヒマラヤ山脈を越えようと懸命に飛び続けたり、乾季によって水が枯れ、それを求めて群れで大移動する動物たち。中でも象の親子の旅は私たち人間とどこか似通った部分を感じました。子供が疲れて倒れた時は、母親象が駆け寄りペースを合わせたり、ライオンに襲われた時子供を身を挺して守るなど、どんな動物であっても、子供を思う親の心は何時の時代も変わらないのだなと感じました。

その様子は海に舞台を移しても変わりません。クジラの親子は、子供が成長するまで比較的浅い海で泳ぎの練習をさせ、ある程度成長したら沖に出て餌となる魚やプランクトンを食べます。私はクジラの大きさを映像で見て鳥肌が立ちました。もしも私が海のなかにいて、クジラが自分の真下にいると想像したらどんなに恐いか。そしてどれだけデカイのか。私たち人間はどれだけちっぽけな存在なのか、それを教えてくれます。

最後に、餌を求めて海を渡ったシロクマが身を挺して私たちに地球の環境がどれだけ変化しているのかを話します。雄のシロクマは海を渡り何とか陸地にたどり着くも餌となるオットセイたちは群れを作り、天敵となるシロクマを寄せ付けません。シロクマも何とか手を尽くそうとしますが、空腹で力が入らず、そのまま力尽きてしまいます。もしも温暖化がなければ北極の氷の大地でシロクマは餌にありつけたのかも知れません。

他にも紹介したい項目はたくさんありますがここまでにします。このように地球の環境がどれだけ変化し、動物たちは苦しい思いをしているのか。しかし、それでも動物たちは懸命に生きています。何故なら、この地球がふるさとだからです。私たち人間にできることは、多くの命が生きるこの地球を守ること。この映画はその事を訴えているのだなと私は感じました。
記事の投稿日:2016年9月15日

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